【naplaナシードカラー新色】カーキアッシュ、フォギーベージュ、モノトーンを本気でレビュー、検証してみた！

2017/03/30; 芝原俊輔
【naplaナシードカラー新色】カーキアッシュ、フォギーベージュ、モノトーンを本気でレビュー、検証してみた！

美容メーカー「napla」さんより発売された新色

ナシードカラー「モノトーン」「カーキアッシュ」「フォギーベージュ」

こちらのスペックを知るため本気で検証してみました！

美容室ＩＪＫ OMOTESANDO代表芝原です。
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ナシードカラー新色！

＊モノトーン
＊カーキアッシュ
＊フォギーベージュ

の3色が新発売！

ナシードカラーは天然由来成分を配合が配合されてあり、２つのシードオイル（＝植物種子オイル）と６種類のオーガニックハーブエキスがうるおいに満ちたヘアカラーを可能にしてくれる。

という、とても素敵なカラー剤です。

では、

検証開始！

ブロンドとブラウンの毛束を用意しました。

●フォギーベージュ

●モノトーン

●カーキアッシュ

それぞれ
6レベル、8レベル、12レベルの
3種類の色味×3種類のレベルで

毛束を染めて検証していきます。

毛束をウエット状態に濡らしまして、、、

いざ、塗布スタート！！

これが、まあまあ骨が折れます。（笑）
計18本、しっかりと染めていきます。

放置タイムは30分。
30分後、
流してシャンプー→ドライ。
軽くストレートアイロンを当てました。
熱による退色も考慮してアイロンは全部の毛束
2スルーのみ。

結果が、、、、

出揃いました！

ここから載せる毛束の写真は全て
色がよりわかりやすくなるように
白壁を背景にして、
一眼レフ撮影の編集無しの写真です。

●フォギーベージュ

＊6レベル

＊8レベル

＊12レベル

個人的にこのフォギーベージュ、
かなり使いやすそうな印象です！

6レベルはブラウン、ブロンド共にしっかり濃厚に入っていて、ブロンドヘアーにフォギーベージュ6レベル単品で入れても、青み、緑みが少なく綺麗なグレーベージュになっています。

あと、特筆すべきがブロンドヘアーでもブラウンヘアーでも発色の差があまりなく、

こういうカラー剤は、ブリーチのムラがある場合の修正なんかにかなり役立ちます。

8レベルも12レベルも

単品使用でめちゃくちゃ可愛い色味です。
ブリーチ毛に単品使用で濁らずに染まるなんて、、、
~~なんて楽なカラー剤なんだ….~~

「ベージュ」という名前が付いていますが
「グレージュ」っぽい色味になっています。

さすが、流行りを抑えていらっしゃいます！
ナプラさん！（笑）

この辺はこうやって実際に検証しないとわからない部分なので、検証にも精が出ますね〜！！

実は、この時点で「んっ？」と疑問に思った部分があるのですが、さて次にいきましょう！

●モノトーン

＊6レベル

＊8レベル

＊12レベル

6レベル.8レベルは
先ほどのフォギーベージュより少し青みが強くなり
くすみ感がプラスされています。

そして驚くべきは12レベル….!

12レベルなのにしっかり青みが濃い！
これはオレンジ味が残っているブリーチ毛の髪に
かなり効果を発揮しそうです。

メーカーによるのですがモノトーンという色味は
グレーっぽい色味に染まるカラー剤も多いのですが
意外と青みが強くてビックリ。

先ほどの「フォギーベージュ」が他社のカラー剤だと「モノトーン」という名前でもありそうなくらい。

これまた検証してみないとわからないデータです。
では、次でラスト！

カーキアッシュ

＊6レベル

＊8レベル

＊12レベル

だーーん！
きたー！青いー！！！

これには正直ビックリでした。
「カーキアッシュ」というとグリーンっぽい色味を想像していたのですが、かなり青みが強いです。

6レベルはアクセントカラー「BLUE」のように綺麗な青の発色。
ブリーチしていない髪でもかなり赤みとオレンジ味を消してくれそうです。

これで先程感じた疑問が確信に変わりました。

「かなり濃いめに作ってるのでは…??」

まさに、そうでした。

12レベルでもこの青さですからね。

カーキアッシュは単品でブリーチ毛に使うならば、
ムラなくアンダーをブリーチすることが必須ですね。
フォギーベージュと混ぜても相性良さそうです。

最近はカラー剤のブームが
「濃いめ、濃いめ、濃いめ」でしたが、
やはりかなり濃厚に作ってありました。

とても、よいです。
日本人の頑固な赤味、オレンジ味を吹っ飛ばしてくれます。

青みの強さ

フォギーベージュ<モノトーン<カーキアッシュ

青みがこのように強くなっていく。
このように考えると使いやすそうです。
混ぜても相性良さそうなので、
アンダーをしっかり見極めて選定していきたいですね。

レベル毎に並べて比較。

●6レベル

ブロンドヘアーに6レベルのカーキアッシュ乗せたものが
かなり青く発色。

それ以外はグレージュカラー。
くすみ感が皆それぞれ微妙に違っています。

●8レベル

6レベルの少し薄い版ですね。
当たり前ですが。
先ほどより色の差がより出てきました。

●12レベル

12レベルなのに、ブロンド毛は勿論、
ブラウン毛にもきちんと発色しています。
明るめのグレージュカラーなんて、なかなか染まりづらいのですが、かなり綺麗に染まっています。

ハイトーンで色味がしっかり入ってるのは
かなり魅力的です！！

レベル別、ブラウン.ブロンド別ver

●6レベルブラウン毛

●6レベルブロンド毛

●8レベルブラウン毛

●8レベルブロンド毛

●12レベルブラウン毛

●12レベルブロンド毛

こちらで全種類検証終了です….
疲れ果てました（笑）

こちらの記事が
美容師さんに参考になれば幸い…..

です….パタリ。

と、言いたいところですがまだ終われません（笑）

やっぱりモデルさんに実際に使って
検証&スタイル撮影を。

今回は同じモデルさんを使って、
2度に分けて
カーキアッシュとフォギーベージュを使った
スタイル撮影をしていきます。

《before》

ブリーチ毛です。
根元から黒〜茶〜金のグラデーションです。

こちらにカットをして、
ブリーチを2回。

そして色をのせます。

【レシピ】
クリアにカーキアッシュ6を5%入れて
オキシ2%

ブリーチ毛への選定はですので、
かなり薄めて作ります。

カーキアッシュ6の青みを使ってオレンジを飛ばし、
ホワイトに近付けます。

仕上がり

流行に左右されない
自分に似合うものを知っているような、
洗練された女性像。

内側から「ジュワッ」と吹き出るような
グラデーションのリップが際立つように
他はあえてやりすぎないメイクを。

ヘアカラーはオレンジ味をできる限り飛ばし、
クリアなペールホワイトカラーで。

あえてうざったさを残した前髪が
風に揺れて顔にかかる事で色気のあるヘアーになります。

スタイリングもぐしゃっと雑に。

とってもオシャレなショートヘアです。